【温泉宿】大井川鐡道の旅③
こんにちは。瀬野と申します。
2019年11月大井川鐡道の旅その3です!
前回はこちら↓
hitoritabikiroku.hatenablog.com
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駅に食べ物売ってなかったかな…と期待しているとなんと!
駅の脇にお茶屋さん(?)がありました。
火のまわりに串を刺し、炙ったみたらし団子でした。
もっちもちでおいしかったです。
店じまいをするお茶屋さんのおばあちゃんとお話しして仲良くなり、2人で帰ることにしました。
おばあちゃんの顔は広い。
井川駅の駅員さんとも顔なじみです。
地元のテレビに出演したこともあるのだとか。
乗り放題の切符を買った僕は、おばあちゃんが買った普通の切符を見て初めて、大井川鐡道の切符が硬券であることを知りました。
まさかここでお目にかかれるとは。
レアです。
車内では、日本全国の地図を見て鉄道を楽しむのが趣味という車掌さんともお喋りさせていただきました。
僕が出身を言うと、即座に周辺の駅名を挙げるという驚異の記憶力。
驚く僕と笑うおばあちゃん。
楽しい時間でした。
おばあちゃんは井川の隣駅、閑蔵で下車。
そして僕も、本日の終着駅である接岨峡温泉駅へ。
車掌さんがわざわざホームに降りて、駅員さんのところまで連れて行ってくれました。
駅員のおばちゃんがニコニコしながら出迎えてくれます。
「今日はここにお泊りかね、瀬野さん?」
!?!?!?!?!?!?
なぜ僕の名前を…!?
おばちゃんはそのまま駅ホームへの出入り口に鍵をかけ、隣接した民宿に入っていきました。
急いで追いかけるとカウンターで、
「ここに名前書いてね。」
駅員さんが民宿をやっているのか、
民宿のおばちゃんが駅の管理を任されているのか。
真相は森の中です…。
泊まったお宿は「森林露天風呂」さん。
森の中の温泉が売りの民宿です。
お湯がとろとろで、浸かっていると卵の白身のような気さえしてきました。
温まって部屋に戻ると間もなく、おばちゃんが
「晩ごはんできましたよ~」
と呼びにきてくれました。
食堂へ行くと、テーブルにはたくさんのごちそうが並んでいました。
もちろん室内はストーブでぬくぬくです。
川魚の塩焼き、山菜ごはん、山菜と思しき野菜の炒め煮…。
右奥のお鍋はすき焼き、左奥の蓋を開けると鉄板焼きが湯気を立てていました。
学生一人旅でこんな贅沢していいんですか?
いいんです!(川平慈英さんの声で)
バイトがんばってきてよかった。
どれもこれも本当においしい。
途中で電気ストーブが灯油切れを知らせる悲痛な音を鳴らしていましたが、ぽっかぽかなので必要ないくらいです。
ストーブ、もう今日はゆっくりしといてくれ。
個人的には山菜ごはんが好きで、おかずが沢山あるのも相まって白ごはん追加で食べたいくらいでした。
あと、お茶がめちゃくちゃおいしい。
ペットボトルのお茶とは明らかに違う風味があるんです。
ここのお茶特有なんでしょうか。
猫舌なのに何杯もいただいてしまいました。
舌はやけどしました。
お腹いっぱいで部屋にもどると、ピシッッッとお布団が敷かれていました。
もう寝るだけじゃないですか。
本当にありがとうございます。
することがなにもないのでとりあえず横になったら、いつの間にか寝ていました。
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大井川鐡道の旅③はここまで。
④に続きます。
今回は文字ばっかりになってしまいました。
写真が異様に大きいのも気になりますが変え方がわかりません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!