旅をしても一人

鉄道が好きな大学生の一人旅記録です。

【アプト式車両】大井川鐡道の旅①

こんにちは。瀬野と申します。

 

2019年11月6日から、静岡県の大井川鐡道に行ってきました!

 

大井川鐡道には前々から行きたかったんです。

大学の休講が重なったので、思い付きでこの旅を敢行しました。

イムリミットは8日の1限。

はりきって出発です!

 

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2019年11月6日(水)

11月5日、大学の講義終わりに深夜バスに飛び乗ります。

乗車前、バス停で大井川鐡道沿線の民宿に、

「明日空いてますか!?」

と電話をかけまくり、5軒目にしてやっと宿確保。

 

バスで爆睡をかまし、翌6日朝5時半に静岡入りを果たしました。 

 

6時26分、大井川鐡道の入り口である金谷駅に到着です!

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金谷駅

まずは乗り放題券である「大井川鐡道周遊きっぷ(2日券)」を購入。

これで大井川鐡道大井川本線井川線、路線バスに2日間乗り放題です!

 

大井川本線金谷駅を出て、7時10分に家山駅到着です。

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貸し切り状態

1㎞ほど歩いてミニストップで朝ごはんをゲット。

景色はほぼ山、たまに川。

この先コンビニはありません。

 

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家山駅

 

木製の渋い駅舎でパンをかじりつつ、金谷方面に向かう中高生を見送ります。

違う、僕はサボりじゃないから…!不審な目で見ないで…!

8時22分、やっと来た電車に乗って千頭駅へ。

 

千頭駅から先は井川線です。ここで乗り換え。

アプト式ミニ列車というトロッコ風列車に乗車し、終点を目指します!

列車、意外と長くて立派(失礼)。

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ごめんなめてた

窓から見える山、川、橋、茶畑。

ツヤツヤな緑色の茶畑にすごく静岡を感じる。

 

とか言っているうちにアプトいちしろ駅に停車します。

アプトいちしろー長島ダム間は、日本で唯一アプト式車両を導入している区間です。

車両に付いている歯車と、線路に付いている歯車が噛み合って走ります。

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アプト式線路

線路の間に3列、ギザギザの歯が並んでいるんですね。

 

この歯のおかげで、90‰もの急斜面を登っていくことができます。

‰(パーミル)とは、勾配の程度を表す鉄道用語。

90‰は、水平距離1000mに対し90mの垂直距離を持つ勾配のことです。

うん、人間が沢山乗った鉄の塊を動かすにはかなり急かも。

 

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連結・切り離しで4分くらい停車します

隣駅の長島ダム駅に着くと、アプト式車両は切り離し。

お疲れ様です。

 

10時17分、奥大井湖上駅で途中下車です。

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奥大井湖上駅

奥大井湖上駅秘境駅として有名な駅。

ツアーのお客さんも多数下車していました。

今回の旅の目的の一つでもあります。

ついつい、翌日も下車してしまったので、詳しくは別の記事で書きますね☻

 

そして12時06分、井川線終点の井川駅に到着!

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井川駅

駅舎はストーブがきいてぬくぬくです。

離れがたい…。

 

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大井川鐡道の旅①はここまで。

②に続きます。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!