【廃線を歩く】大井川鐡道の旅②
こんにちは。瀬野と申します。
2019年11月大井川鐡道の旅、前回の続きです!
hitoritabikiroku.hatenablog.com
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ストーブのきいた井川駅を泣く泣く出て、お散歩スタートです。
線路とトンネルがそのまま残っています。
このあたりは、「井川湖畔遊歩道」として整備されています。
線路の上を歩いていると、右側に井川湖が見えます。
枕木を数えながらスキップしていたのですが、枕木の間隔が15回進むと2回狭くなることに気が付きました。
間隔が、広いを15回、狭いを2回、広いを15回…と繰り返すんです。
それがなんなのかはわからないんですけどね。
詳しい方、もしこの記事が目に留まりましたら教えてください!
ハイキング中のご夫婦に挨拶しつつ歩いていると、「夢の吊橋」という看板が現れました。
僕はなにも知らずに行ったのですが、この辺に夢の吊橋と呼ばれる吊り橋は2つあるのだそう。
もう一つは寸又峡にあり、こちらの井川の夢の吊橋は穴場なんだそうですよ。
コンディションが良ければ、眼下にはミルキーブルーの湖が広がります。
(今回は残念ながら茶色の湖でした…。)
はじめの一歩を踏み出すのが怖い。
でも引き返すのは嫌なんです。
なんとか渡りましたが、一人旅のデメリットを感じた瞬間でした。
歩き始めて約2時間半、集落にたどり着きました。
山に囲まれた小さな集落です。
静岡県庁も静岡市葵区なのですが、同じ区とは思えない空気の違い。
なんだか不思議な感じです。
地元の祖母に葉書を出そうと、郵便局を目指します。
公衆トイレなんかも設置されていて、観光客にも優しい雰囲気。
郵便局に向かう途中、自転車に乗ったお巡りさんに挨拶しました。
郵便局に入ると、お巡りさんが地元の方とコーヒー飲んでました。
最高のアットホーム感です。
葉書を買い、その場で書いていると、郵便局の方が
「綺麗な絵葉書見つけたからこっちにしたら?」
と、無料で交換してくださいました!
井川村のビジターセンターが描かれた葉書です。
無事に葉書を投函し、さあどうやって帰ろうか。
すると、コーヒーを飲み終わったお巡りさんが渡船場まで案内してくださるとのこと。
お言葉に甘えてしまいました。
夢の吊橋の話を教えてくださったのも、このお巡りさんです。
お巡りさんは今年の夏が寒すぎたために紅葉が遅いことを嘆き、お仕事に戻っていかれました。
本当にありがとうございました!
15時10分、井川本村渡船場を出発です!
僕の他のお客さんは、20代と思しきカップルが一組。
全然悔しくなんかありません。
船頭のおじさんにさくらももこさんデザインのバッジもらったし。
さくらさん、静岡市のご出身だったんですね。
1日に3往復運航されており、なんと無料です。
山から落ちてきた木が沢山浮いていました。
船頭のおじさんが、船と渡船場を軽やかにステップして着岸。
昼ごはんを食べ損ねたのでお腹がすきました。
今日のお宿に着くまでに、なにかおやつを食べたいところ。
と、考えながら井川駅まで歩きます。
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大井川鐡道の旅②はここまで。
③に続きます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!